私たちのこだわり

創業当時と変わらぬ製法にこだわり『食べても、見ても』感動していただける麺作り

温故知新

粕谷製麺にしかできないこと

昔ながらの製法、そして心を守り続けながらも新しいことにも挑戦していく

1918年(大正7年)、初代喜三郎が、水車の力を利用して小麦粉を挽き、「うどん」をつくったということから、粕谷製麺所の歴史が始まりました。 2代目により昭和2年、機械製麺を導入し製造販売を始めましたが、大東亜戦争の頃は、食糧不足で統制制度が施され、また終戦後3、4年は政府の委託工場として、近隣で生産される小麦や輸入小麦による製麺を製造していました。 世の中もだんだん落ち着き安定を取り戻し、自由に製造販売ができるようになり3代目により昭和27年有限会社 粕谷製麺所を設立しました。 時代やお客様の好みの変化もありますが、昔ながらの製法、そして心を守り続けながらも新しいことにも挑戦していく「温故知新」のように、これからも粕谷製麺の歴史を作っていきたいと考えております。

シンプルな素材だからこそ、
作り手の技術が味を左右します。

手延べうどんは、通常の製麺とは異なり、生地全体を長い1本の麺に延ばしてから切麺する「手延べ製法」で作られます。 製作の過程で麺に微妙なねじれが生まれ、なめらかな舌触りと適度なコシを引き出します。 当然大量生産には不向きな製法なので、1回の生産量には限りがありますが、当店では創業以来この製法を守り続けています。 熟練した職人が気候の変化に応じて加水調整・塩分調整を経験と日々記録したデータをもとに品質の安定を心掛け、いつでも美味しいうどんをご提供します。

魅せる麺

粕谷製麺所のねじれめんと竹割めん

完全自動製麺化ができず、
職人が常に生地具合を目と手で
確認し、製麺しています。

ねじれめん、竹割めんは絶妙な捏ね具合ではないと、めんのねじれ具合、竹の節の様な模様がでません。生地が硬いと模様がつかず、まっすぐな麺になっていしまい、反対に生地が柔らかいと麺が伸びてしまい模様が消えてしまいます。 特殊な形状な為、自動計量できません。 手ばかりで1袋1袋心を込めて袋詰めしています。 造りやすさや効率を求めるのではなく、「美味しさ」のみを追求し続けています。 ご家庭の食卓から「ありがとう」を伝えたいご贈答まで、ぜひ粕谷製麺の「ねじれめん」「竹割り風めん」をご利用ください。

味三昧のオリジナルつなぎ粉

お蕎麦は、使用するつなぎの種類によって味や食感が大きく変わります。
つなぎに強力粉を使用すれば食べ応えのある食感のお蕎麦になり、中力粉を使用すれば滑らかでしなやかなお蕎麦に仕上がります。そこで、当社ではつなぎの小麦粉にもこだわり、試行錯誤を重ねて開発した3品種の小麦をブレンドした、オリジナルのつなぎ粉を使用しています。当社のお蕎麦でしか味わうことのできない、こだわりのお蕎麦をぜひご賞味ください。

オリジナルブレンドのつなぎ粉を使用している蕎麦
ざるそば|ねじれそば|竹割そば|半生そば|茶そば|極練りそば|細切りそば|

竹割麺

麺の形状が竹の節の様になっており、食べる時麺とつゆの絡みが良く、よりいっそう美味しく頂けます。 先代が1982年に特許 (下記画像参照) を取得し、現在もその製法を受け継いでいます。

ねじれ麺

麺線がねじれており、こちらも一風変わっております。 しかし、竿にかけて乾燥させる為、麺の重量で上部が伸びてしまい、ねじれの弱い部分も出来てしまいます。茹で上げるとねじれが多少消えてしまいますが味に変わりなく美味しくいただけます。

手延麺

手延製法のもと弊社独自の技術を加え、うどん一本一本丹念に長く延ばしました。 機械麺にはない舌ざわりと独特の強いコシを是非御賞味ください。